↑ 冒頭に述べたように背景が絵になる駐屯地である。UH-1Jのエンジンから出る排気がローターの風圧で下に押されているのが良く判る。
2023年8月 再び陸上自衛隊東北方面航空隊の本拠地 霞目駐屯地へやって来た。昨年に次いで2度目である。この駐屯地は、午前中エプロンから多少逆光気味であるが、ヘリの後ろに見える背景が綺麗で英になるのだ。また2022年はコロナ明けの初回で、ハガキでの事前抽選制度だったので観客も少なかったが、2023年は本格的に演技飛行も復活するだろうとの期待もあって、再度足を運んだのである。また此処は非常にローカル色が強く、のんびりとした雰囲気で駐屯地祭が開催されるのも嬉しい。父が陸自でパイロットをしていた昔を思い起こしてくれる。2022年に撮れなかったUH-1Jの他の機体もきっと今回撮れるだろう。
↑ ヘリ展示恒例のリぺリング降下。リぺリングとは日本語で懸垂下降と言い。登山での斜面や岸壁を降りる時に使う手法が起源で、フランスの登山家が発明したらしい。ラッペリングとかラッペとも呼ばれる。降下するときの身体は九の次の姿勢で足は延ばす、左手でロープの上部を持ち、右手でカラビナに掛かるブレーキを調整する。
↑ 陸自のオートバイ偵察隊員を降ろすUH-1J/41890。パイロット席から後方側面が見えるように機首の下にミラーを装着している。
↑ 昨年に引き続き2023年も展示飛行に使われたUH-1J/41890。東北ヘリコプター隊第2飛行隊の”無心”マークが未だ残っていた。
↑ J型は米軍のUH-1NのノーズをベースにH型からスマートな形に成形された。其の為、正面から見ても美しいフォルムである。
HOME
NEXT
click here
↑ 霞目駐屯地で4機目のUH-1Jを目にした。UH-1J/41816 だ。機首のマークと扉の部隊表示”NH"から北部方面からの飛来なのか、それとも移動してきた機体でマークを変えていないだけなのか、その辺は不明である。
↑ さて、今回はUH-1J 3機の他AH-1S 2機も参加、隊員達は機体の前をウォークダウンして配置についた。
Wings
↑ 八戸/三沢方面でしか撮れない第9師団の支援用へり、第9飛行隊のUH-1J/41889は、八戸駐屯地に配備されている。三沢基地の航空ショーで展示された。
↑ こちらはホイストを使った隊員の降下、災害派遣などで一番使われる方式である。ホイストは着脱可能な装置で、UH-1では一般的に機体の左側に付ける事が多いそうだが、写真の機体は右にも装着できることを示している。着脱には2~3名の人員で10分程度の時間で出来るそうだ。UH-1はダウンウォッシュが少ない為、10mまで降下してホイスト作業が可能。
↑ ヘリコプター映像伝送装置を動かして見せるUH-1J/41836。面白い事に駐屯地祭参加の機体は全てレーザー検知器を外していた。
↑ 東北方面航空隊は、東日本大震災の経験から、ヘリコプター映像伝送装置を付けたUH-1Jを最も多く所有しており、昨年展示/飛行されたUH-1J/41815/41812の他、今年はUH-1J/41836が飛行展示された。
↑ エンジン始動するUH-1J/41907。右側操縦席(写真の向かって左側)が正操縦席で、左側は副操縦士席である。ご覧のように非常に視界の良いコックピットで、正操縦士が負傷した場合などは、副操縦席で操縦が可能。ベトナム戦の米軍の教訓を基にJ型は防弾版も付けられているが、それ故大分重くなっているそうだ。